
前回からの続き、です!
ターゲットの変更 記事その①
いつも呼んでないお客様を呼び込む
価格やプランを変える
海外のお客様を呼び込む
使い方の変更 記事その② ← 本記事
ロケ地として使ってもらう
地域の学校などに使ってもらう
企業に使ってもらう
ヘリコプターの発着場にする
その他のアイデア 記事その③
そもそも閉じてしまう
人の使い方を変える
◼︎使い方の変更
平日、ほとんどお客様が来ない場合、全く別の使い方をして売上を上げることができます。そのアイデアをいくつかご紹介しますので、是非ご自身の施設の環境を比べてみて、試してみてください!
1. ロケ地として使ってもらう
難易度 ★☆☆☆☆
テレビや動画撮影、商品の撮影場所として、キャンプ場を使ってみてはどうでしょうか?昨今、アウトドアブームに押され、さまざまな媒体で、外の場所を使うケースが増えて来ました。
でもどうやって?という方がほとんどだと思います。今のところ、以下の様なルートが判明しています。
知人の伝手や、人気の場所として誘致
残念なことに、最も多いのはこのケースだと考えられます。どうしてもロケ地として活用できる場所は、人伝手で使い勝手のいい場所が選ばれがち、です。この場合、できることは、貸切利用も可能であることを普段からアピールしておくこと、色々な人と会い、人脈を作ること、になります。明日から何かできることは、貸切利用の料金を設定し、宣伝を始めること、くらいでしょうか。人との出会いはご縁でもありますので、もし昔のご友人にそう言えば、という方がいたら、話してみるのも良いかもしれません。
ロケ地登録サイト経由での誘致
こちらの方が、単純に登録するだけですので、すぐに結果につながるかの保証はできませんが、とりあえずやっておけます。ネットの検索で、”地域名 ロケ地登録”で検索をしてみてください。直ぐに〇〇フィルムコミッションなどの、自治体参加の観光課が対応しているホームページ、あるいは、ロケナビ(有料掲載 https://locanavi.com/)、ロケフィット(掲載無料 https://lfiit.com/lp/property_registration/index.html)などのサービスが見つかるはずです。
まずは自治体(さらに町ごとに細分化されてる場合もあります)や、無料掲載が可能なところに、自分達の施設の写真や基本情報を登録するべく、問い合わせやフォーム入力などを行ってください。
必ずしも、効果があるかは、時と場合にもよりますが、少なからず知ってもらえる機会ができることになりますので、損はありません。
また、いざロケ地として使ってもらえる、となった時は、撮影などをされる方とはよく交渉をして下さい。特に、施設の名前を出してもらえるかどうか、や、施設が使われたことをSNSなどで宣伝しても良いか、などの点は押さえておきましょう。

2. 地域の学校などに使ってもらう
難易度 ★★★☆☆
やはりアウトドアのお仕事は、地域との連携は欠かせません。特に”学校”は平日も使ってもらえる可能性がある大事なお客様になり得ます。
例えば、この様な用途で使ってもらえる可能性があります。
学校の遠足や、林間学校の目的地やアクテビティを行う場所としての貸切利用
まず、自分たちの地域にある学校を探してみて下さい。もし誰か伝があれば、紹介をしてもらう、あるいは、ホームページなどから電話をし、そして、提案をしにいきましょう。いわゆる、”営業”です。泊まりはもしかしたら難易度が高いとなると、日帰りの利用プランや施設で提供できることを見繕って、相談してみて下さい。こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、私立の学校さんの方が、予算の自由があります。
その他にも、保育園が近くにある場合、日々の散歩の目的地に使われたり、などの使われ方や、公園がわりに送迎した親達が集まっていたりする使い方でも、お金は取れないかもしれませんが、憩いの場所として、良いかもしれません。
特に、学校向けは、販促のつもりでやる方がいいと、個人的に考えています。お子様達が学校の行事などで行った場所が良かった、となれば、じゃあ今度は家族で、となる可能性が出てきます。より、地域に開かれた運営をしたい方は、オススメの取り組みです。
平日の第三の教室としての役割
この数年のコロナ禍の影響で、リモートで講義を受ける人も増えました。特に、大学生などはフレキシブルに講義を受けているケースも見られます。そういう方のために、在宅講義ではない、現地での講義ではない、第三の場所としてのキャンプ場利用の提案です。もちろん前提として、屋根や電源、Wifiなどの基本的な設備は必要ですし、加えて終わった後にBBQができる、などの大学ではできないこと、も必要です。
これは、非常にウルトラCなアイデアなので、実績もなく、必ずしもできるかはわかりませんが、誰かがこの発想を育てたり組み替えたりして実現できたら、おもしろくなりそう、と言うことで書かせていただきました。

3. 企業に使ってもらう
難易度 ★★★★☆
平日の企業向けに、キャンプ場の利用を売り込む、というものです。従来から存在はしていたものの、売り込みの手間などがあることから、アウトドアの世界ではあまり手がつけられていない分野だったのではないかと思っています。大きくは2つの売り方があります。
企業合宿などでの利用
企業様の公式行事や社員合宿で利用をしてもらう方法です。車で1−2時間圏内の企業様にメールやDMなどで連絡をしていくのが、地道ながら確実な方法です。近年は新しいサービスも出てきており、ビジネス合宿や研修を専門とする、コミット(https://co-mit.jp/)やコワーケーション(https://co-workation.com/)などへの掲載も、一案です。温泉がある施設専門のものもあるので、ぜひ検索してみて下さい。ただ、気をつけなくてはいけないのは、最低限のビジネス設備である電源やWifiが必要なことと、もしない場合は、何かしらキャンプをテーマにしたプログラムを開発してあげるのも必要になってくるでしょう。
企業の福利厚生としてのプラン提案
どこの業界も、人手不足が騒がれる中、企業としては今後社員の為の福利厚生に力を入れていくことが想像されます。そこで、平日利用の回数券を企業に販売し、社員の方に使ってもらう、なども平日利用を向上させる施策の一つです。同様に、この切り口から、企業そのものではなく、労働組合や福利厚生サービス事業者に持ち込むと、組合員向けの会報誌などに掲載をしてくれるケースもあります。地場のホテルグループなどは既にやっているので、是非、”施設の地域名 労働組合 福利厚生”などで調べてみて下さい。

4. ヘリコプターの発着場にする
難易度 ★★★★★
もし、ご自身の施設が、比較的開けていて、平地であった場合、ヘリコプターの離発着場として活用するのも一案かもしれません。現在、日本では次の輸送モードとして、ヘリコプターが注目を集めています。ヘリコプターのチャーターでの観光が主ですが、タクシー利用なども富裕層の間では一般的です。
もちろん、キャンプをしにヘリコプターでいらしてくれれば良いのですが、恐らくかなり希少なケースとなるでしょう。そこで、今一度、ご自身の地域の周りを見回してみて下さい。高級宿があったりしないでしょうか?もしあれば、チャンスかもしれません。その宿のお客様向けのヘリの発着場になる、と言うのは一つのご提案になりますし、また、ヘリコプターの発着料金をキャンプ場としては受け取ることができます。惜しむらくは平日や閑散期にしか使えない可能性がある、と言うことですが、これも一つの案として、検討してみても面白いかもしれません。
基本的な実務としては、ヘリコプターの離発着場の登録、と、ヘリコプターの運行事業者との協議、が必要になり、またヘリコプターが離発着する日が出ている間は、騒音などの問題も出てきますので、難易度は高いものとなります。

5. 売り方を変える(サブスクリプション)
難易度 ★★★★★
全く角度が変わる提案で、そもそもの売上の取り方を変えるものになるので厳密には平日だけの対策ではありません。
今、基本的に一泊いくら、の形態が多いと思いますが、これを一月いくら(○回使い放題)などの形態に変えることです。こうすると平日も週末も関係なく売り上げが入る形になります。近年増えてきたサブスク型/会員型のサービスになります。
ただし、安易にできない理由が、価格の決めづらさ、と、一般のお客様の予約とのバッティングです。
もし、進めたいと言うことであればよくよく自社のサイト数と売り上げの兼ね合いを計算をしていく必要がありますが、まずは回数券やお得意様向けサービスの形で、ニーズがあるか試していくのが良いでしょう。家賃のような、1ヶ月貸し、とかの提案も、一つのアイデアです。
そもそも、キャンパーの属性として一つのところに繰り返し行きたい人、色々なところに行きたい人など様々です。仲のいい他のキャンプ場とかと連携して始めるのも面白いかもしれませんね!
今回はここまで、続きはこちら→ キャンプ場が平日に売り上げを上げる方法③
アウトドア事業をもっと楽しむために
運営者の株式会社Okibiでは、キャンプ場やアウトドア施設、体験アクテビティの運営サポートを行っています。
「集客を増やしたい」「施設の価値を高めたい」「新しいことをしたい」「承継問題がある」そんな方は、ぜひご相談ください。
▶︎詳しくはこちら
OUTSIDE WORKSでは、最新の業界動向をお届けしています。
▶︎最新の記事を見る